計算の要点
計算式
実質成長率=(1+名目成長率)÷(1+物価上昇率)-1
計算の条件
- 倍率で実質化:名目賃料の上昇率5%、同じ期間の物価上昇率2%とします。税や契約条件の変化はないものとします。
具体例
- 前提: 名目賃料の上昇率5%、同じ期間の物価上昇率2%とします。税や契約条件の変化はないものとします。
- 途中計算: 1.05÷1.02-1=0.029411…なので実質約2.94%です。近似の5%-2%=3%とはわずかに異なります。
答え
約2.94%
計算の前提
名目賃料の上昇率5%、同じ期間の物価上昇率2%とします。税や契約条件の変化はないものとします。
式と途中計算
1.05÷1.02-1=0.029411…なので実質約2.94%です。近似の5%-2%=3%とはわずかに異なります。
条件が変わる場合
実質倍率1.029411…に物価倍率1.02を掛けると名目倍率1.05へ戻ります。期間や指数が違う物価率を混ぜたり、率を5や2の整数のまま代入したりしないようにします。
検算と単位の確認
途中計算では元の単位を残し、割合は百分率を小数へ直してから使います。金額・面積・期間が混ざるときは、式の分子と分母が対応しているかを確かめます。端数処理を途中で繰り返すと最終値が変わることがあるため、この例では原則として最後に行います。計算した値を元の関係に戻し、前提の金額や割合と一致するかを確認します。
比較して確認する
段階 | 内容 |
|---|---|
前提 | 名目賃料の上昇率5%、同じ期間の物価上昇率2%とします。税や契約条件の変化はないものとします。 |
計算 | 1.05÷1.02-1=0.029411…なので実質約2.94%です。近似の5%-2%=3%とはわずかに異なります。 |
確認 | 実質倍率1.029411…に物価倍率1.02を掛けると名目倍率1.05へ戻ります。期間や指数が違う物価率を混ぜたり、率を5や2の整数のまま代入したりしないようにします。 |
学習用の具体例
名目賃料の上昇率5%、同じ期間の物価上昇率2%とします。税や契約条件の変化はないものとします。 1.05÷1.02-1=0.029411…なので実質約2.94%です。近似の5%-2%=3%とはわずかに異なります。
条件を変えた例:名目上昇率が2%、物価上昇率が5%なら
1.02÷1.05-1=約マイナス2.86%です。名目賃料が増えていても、物価を考慮した実質では減る場合があります。率の正負だけを見ず、同じ期間の二つの倍率を比較します。
この変更例では、元の例から何を変え、何を据え置いたかを先に確認します。前提を一つずつ変えて計算すると、結果が動いた理由を説明できます。金額だけでなく期間・割合・費用の範囲を同時に変えた場合は、その影響を別々に分けます。計算結果だけを暗記するのでなく、元の式へ数値を戻して、同じ関係が成り立つかまで確かめます。
確認問題
問1:この例の答えは。
解説:約2.94%。1.05÷1.02-1=0.029411…なので実質約2.94%です。近似の5%-2%=3%とはわずかに異なります。
問2:結果を実際の取引へ使う際の注意は。
解説:実質倍率1.029411…に物価倍率1.02を掛けると名目倍率1.05へ戻ります。期間や指数が違う物価率を混ぜたり、率を5や2の整数のまま代入したりしないようにします。
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出典・参照資料
- 不動産鑑定評価基準等(国土交通省)確認日 2026/10/25
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