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計算賃貸住宅管理

オーナー送金額の計算|預り敷金を収入に混ぜない

管理会社の口座に入った金額と、貸主へ送る金額を分け、預り金を含む入金明細を検算します。

街並みを見渡しながら不動産の資料を確認する机
この記事の目次 11項目
  1. 計算の要点
  2. 計算式
  3. 計算手順
  4. 具体例
  5. 答え
  6. 口座への入金を性質別に分ける
  7. 送金対象と控除を順に計算する
  8. 二重控除を見つける
  9. 明細と報告をつなぐ
  10. 出典・参照資料
  11. 次に学ぶ

計算の要点

計算式

送金額=家賃・共益費の入金-合意した控除

計算手順

  1. 口座への入金を性質別に分ける
  2. 送金対象と控除を順に計算する
  3. 二重控除を見つける

具体例

  • 家賃入金: 480,000円
  • 共益費入金: 30,000円
  • 税込管理料: 24,000円
  • 立替修繕費: 16,000円
  • 預り敷金(保管): 100,000円

答え

470,000円

口座への入金を性質別に分ける

管理会社が受け取った金銭には、家賃、共益費、敷金など性質の異なるものが含まれます。全額を今月の家賃収入として送金額へ足すと、保管すべき敷金まで送ってしまうことがあります。誰の何月分かに加え、何のための金銭かを確認します。

本例では、家賃48万円、共益費3万円、敷金10万円を受領しました。敷金は管理会社が預り金として継続保管する契約とします。税込管理料2万4,000円と、貸主承認済みで管理会社が立替払いした修繕費1万6,000円を今回の送金から控除する前提です。

送金対象と控除を順に計算する

送金対象額は480,000+30,000=510,000円です。敷金100,000円は今回の送金対象へ含めません。送金額は510,000-24,000-16,000=470,000円となります。振込手数料など、条件にない控除を追加しない例です。

口座入金の内訳

今回の処理

家賃・共益費510,000円

送金の基礎

敷金100,000円

預り金として保管

管理料・立替修繕費40,000円

合意した控除

入金総額610,000円は、送金470,000円、控除40,000円、保管敷金100,000円に分かれ、合計が一致します。管理料の基礎と送金対象額は同じとは限らないので、別々に計算します。

二重控除を見つける

修繕業者への代金を貸主が既に直接払っていれば、管理会社の立替金としてもう一度引くことはできません。請求書、支払記録、貸主の承認を照合します。未払いの見積額を確定した立替金にしないことも重要です。

実際に敷金を貸主へ送金する契約なら、本例とは処理が変わります。預り金の法的性質と契約上の保管者を先に確認し、送金額と利益の額も混同しないようにします。

明細と報告をつなぐ

財産の分別管理とオーナー報告書の作成を確認します。

出典・参照資料

  1. 民法(e-Gov法令検索)確認日 2026/10/28
  2. 賃貸住宅標準契約書について(国土交通省)確認日 2026/10/28

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