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実務手続賃貸住宅管理

入居時の引渡し手順|鍵・設備・室内記録を確認する

契約条件と引渡し日の確認から、鍵の受領記録、設備の説明、入居時の写真までを順番に整理します。

緑の植栽に囲まれた住宅街
この記事の目次 8項目
  1. 手続の要点
  2. 手順
  3. 契約で決めた引渡し条件を確かめる
  4. 鍵と設備の情報を一覧にする
  5. 入居後に傷の申告が来た例
  6. 退去時にも使える記録にする
  7. 出典・参照資料
  8. 次に学ぶ

手続の要点

手順

  1. 契約で決めた引渡し条件を確かめる
  2. 鍵と設備の情報を一覧にする
  3. 入居後に傷の申告が来た例

契約で決めた引渡し条件を確かめる

引渡し前には、契約の成立、開始日、初期費用の入金状況、保証手続、引渡しを受ける人を確認します。入金の有無だけを見て、契約書と異なる日に鍵を渡すと、使用開始日や事故対応の範囲が曖昧になります。日程の変更は貸主の判断権限を確認し、合意内容を記録します。

室内の点検は清掃の完了確認だけではありません。水漏れ、給湯、換気、建具、警報器などについて、確認した範囲と未確認の範囲を分けます。設備の不具合が残っていれば、対応予定と連絡先を入居者へ伝えます。

鍵と設備の情報を一覧にする

引渡し項目

残す記録

鍵・カード

種類、本数、受領者、受領日

設備・付属品

取扱説明書、リモコン、確認した動作

室内の状態

場所が分かる写真、既存の傷、不具合

鍵を渡した記録と、室内の状態に合意した記録は目的が違います。受領書へ署名しただけで、入居前の傷を全て入居者が負担すると扱わないようにします。写真は日付に加え、部屋名と撮影方向も残すと退去時に比較できます。

入居後に傷の申告が来た例

入居翌日に床の傷の連絡が来たら、引渡し前の写真、清掃・工事の記録、入居者の写真を照合します。直ちに「入居後だから借主負担」と決めず、確認できた経緯を共有します。修繕するか、現状を記録して使用を続けるかも貸主と相談します。

ゴミ出し、共用部の使用、設備故障時の窓口などは、渡す資料を絞って説明します。夜間の連絡先と緊急時の対応を、通常の問合せ先と区別しておくと、入居者が連絡先を探し回らずに済みます。

退去時にも使える記録にする

入居時の室内確認と鍵の保管・使用記録につなげて確認します。

出典・参照資料

  1. 民法(e-Gov法令検索)確認日 2026/10/28
  2. 賃貸住宅標準契約書について(国土交通省)確認日 2026/10/28
  3. 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)確認日 2026/10/28
  4. 管理業者の業務(国土交通省)確認日 2026/10/28
  5. 賃貸住宅管理業法FAQ(国土交通省)確認日 2026/10/28

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